未来の糧へと

赤ちゃんは最もピュアな被写体だと思います。
そして、赤ちゃんの写真は、地球上で最も魅力的な写真なのかもしれません。

無邪気な笑顔で愛らしい瞬間をキャプチャすると、運と忍耐を必要とします。
が、天使の笑顔に出逢った瞬間はとてつもないしあわせに包まれるのです。


赤ちゃんが生まれてから1年間位は、健やかに丈夫に育つことを願い色々なお祝い事が続きます。

命名・お七夜・お宮参り・お食い初め・初正月・初節句・ハーフバースディーや初誕生日。。。



赤ちゃんの成長のスピードは驚くほど速く、日々生活の全体を記憶しておくのは難しいです。

赤ちゃん期の何かと多い節目とその日常。

特別な瞬間が失われることのないよう、記録をすること。

それは、自分と子どもの未来の糧となるのです。

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■命名
誕生から7日目の夜を「お七夜」といい、昔はこの日に名前を決めて赤ちゃんの前途を祝うのがしきたりでした。今では特別なお祝いをしない人が増えていますが、命名だけはこの日にしたいものですね。
 
■お宮参り
生まれた子供が初めて産土神(うぶすながみ)にお参りする行事で、初宮参りともいいます。行く日は地方によってかなり違いますが、生後1ヶ月くらいを標準にし、赤ちゃんの健康状態を第一に考えて決めます。お参りする神社は、是非お参りしたいところがないのであれば、近くの神社で済ませるのが一番でしょう。
 
■お食い初め
生後100日目か200日目頃に祝い膳を整えて、赤ちゃんに食べさせるまねごとをするお祝いです。一生食べ物に困らないようにとの願いを込めて行われるものですが、現在では、離乳食を用意して、離乳開始のお祝いとして行うことも多くなっているようです。
 
■初正月
初めてのお正月には、男の子なら「破魔矢」「弓」「天神様の絵」を、女の子なら「羽子板」を贈る風習があります。
 
■初節句
男の子には「武者人形」や「鯉のぼり」、女の子には「内裏雛」を母親の実家から贈られるのが一般的です。
 
■ハーフバースディ
最近は様々なスタイルで6ヶ月をお祝いする家庭が増えているようです。
 
■初誕生日
誕生祝の習慣がなかった日本でも、初誕生日だけは古くから祝い事とされてきました。この日には餅をついて、子供に背負わせたりする風習が全国各地にありますが、最近ではバースデーケーキにろうそくを1本位立ててお祝いする家庭が増えてきているようです。